お正月三が日和風のものばかり食べたせいか
ガツンとパンチの効いたものを食べたい、というので近所にある Le Café du Commerce へ行ってきた。
吹き抜けになっていて開放的な店内 |
エスカルゴは同じく15区にあるLa Maison de l'Escargotから仕入れたもの |
この時期は生牡蠣を食べるのが楽しみ! |
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右下のアンドゥイエット(内臓のソーセージ)は臭い物好きにはたまらないですね。私はダメw |
シャルティエやここカフェ・デュ・コメルスなと昔ながらのギャルソンの居るお店にはドラマがありますね。この日も常連らしきアメリカ人おじいちゃんとフランス人おばあちゃんの老夫婦がいきなり店内で夫婦喧嘩を始め不機嫌になったおじいちゃんがお勘定を払い飲みかけのワイングラスを片手にそのまま帰ってしまいました。(よほどご近所なのでしょう。笑)周りに居たギャルソンたちも、あ~また始まったよ的にみんな微笑んで見ていましたので割といつもこんな感じなのでしょうね。
ギャルソンも冗談を言ったり非常に和やかな人が多く、よくサービス最悪といわれるパリのレストランですが昔ながらの古いビストロでは昔ながらの古き良きパリの雰囲気が残っているのでしょうか。人間臭さがたまらなく良いです。
時々、感情をむき出しにするパリジャン、パリジェンヌに辟易とすることもありますがこの日は東京の高級住宅地からいらしたような感じの上品なおばさまに笑顔で嫌味を言われて少し嫌な気分になっていたので喜怒哀楽を隠そうとしないフランス式(大阪式とも言いますw)対人関係が気持ちよく感じたのでした。。
イヴ・モンタン主演の映画ギャルソン!を思い出します