2008年12月22日月曜日

2008年ワンコ事情

今年もあと1週間ちょっととなりましたね。

皆さんにとって2008年はいかがでしたか?

良い1年だったでしょうか?

私はフランスでの生活が始まったことに対しては

ん~~[:しょんぼり:]

正直不本意な一年でした(笑)

しかしこれは私の運命、愚痴ばかり言ってられないので

なんとか少しでもハッピーに過ごせるよう気分を切り替える努力をしています。

それ以外は、ダンナもモアナも私も仲良く健康に1年過ごせたので

良い1年でした[:チョキ:] 感謝[:かわいい:]感謝

さてさて、実は私今まで考えもしなかったこと

この秋頃からすごく考えるようになりました。

それは

人はなぜワンコ(ペット)を飼うのか?

ということ。

この一年、私のブログでも取り上げたこともあるのですが

mixiでもブログでもよく

ワンコの飼育途中放棄される個人の方

用済みになった繁殖犬を保健所に持ち込むブリーダー


放棄されたワンコを保護、そして新しい飼い主になられる方々

を見かけました。

このブログ読んでくれてる方の中には

同じようにワンコ・オーナーの方もいらっしゃると思うのですが

皆さん最初にそのワンコちゃんをお家に迎えるときはどんな気持ちで迎えましたか?

一人暮らしで寂しいから?

毎日仕事で疲れて帰ったあと、癒してもらえるから?

子供に寂しい思いをさせたくないから遊び相手として?


私のブログ仲間の方には↑上記のような人間のエゴともいえる気持ちで

ワンコを迎えた方はまず居ない!と思うのですが

これだけ多くのペットレスキューの記事を見ると

世の中にはそんな方が多すぎるのかと思うようになりました。

ワンコもニャンコも他のペットだってそんな人間の都合よく生きてくれる子は

居ないのだと、大人なら、良識のある人間なら普通わかるものですよね。

それが無理なら、アイボや観葉植物を飼えば良いのです。

ワンコは喋れないけど、人間の気持ちはすごく敏感に察知します。

ストレス溜まってて自分はこうしたいと希望しても伝えることも出来ない。

そんなときはゴミ箱だって散らかします、あてつけにオシッコだってします。

こちらが望まない時間に起きたりします。何か欲求があると鳴きます。

ご近所迷惑になるからと声帯を取られたワンコちゃんの記事も見ましたが

人間の都合に合わせるために、

知らず知らず虐待に近い行為をしている人もいるんです。

犬は一応1年ちょっとで成犬にはなりますが

知能は人間の2、3歳のままと言われています。

��、3歳の子が自分の思い通りにならないからと

放棄する親が居るでしょうか?

2009年は少しでも不幸なワンちゃんが減りますように。

保健所に持ち込まれるワンコだけでなく

ちゃんとお家に飼われていても、

毎日のお水とご飯と寝床だけを与えられ、

愛情も、声も掛けられない、疎ましく思われて暮らす

そんなワンちゃんが1匹でも居なくなりますように。

これからワンコを迎える予定の方もどうぞ

自分が癒されるため、寂しさを紛らわせるため

などと絶対思わないでください。

犬と暮らすのは手間がかかりますよ←あたりまえ

犬と暮らすのはお金もかかりますよ←あたりまえ

犬を教育するのは時間がかかりますよ←あたりまえ


それが嫌な方は飼わないほうが良いと思います。

癒してあげるのは人間のほうです

寂しくないようにしてあげるのは人間のほうです。

そう思えたら、きっと

ワンコが横に居て呼吸してくれるだけでも

幸せに感じられる毎日が送れるのだと思います。



We come to love not by finding the perfect person,
but by learning to see an imperfect person perfectly.
私たちは完璧な人間を見つけることによって愛するようになるのではなく、
『完璧でない人間を完璧に思う』ことを学ぶことによって愛するようになる。

最近感動したアンジェリーナ・ジョリーの言葉。

私は不完璧なモアナが大好きです